こんにちは。酒と肴を愛するおもくらです。
みなさん、角打ち(かくうち)てご存じですか?
角打ちとは、酒屋の一角のスペースで軽く飲み食いすることです。
居酒屋よりも気軽に立ち寄れて、コストも抑えられるということで一部の飲兵衛には人気の飲み方です。
今回は栃木県の超田舎駅である宝積寺(ほうしゃくじ)駅で角打ちができる店『村上酒店』高根沢店をご紹介します。
宝積寺は宇都宮から3駅の田舎駅
宝積寺駅は栃木県の駅のひとつです。宇都宮駅からJR烏山線で3駅。東京に馴染んだ私には正直かなりの田舎に感じます。
宝積寺駅は駅舎は有名な建築デザイナーがデザインしたらしく、田舎駅にしてはなかなかおしゃれです。
この日は年末の12月30日。そのためか駅の近くにはほとんど人気(ひとけ)はありませんでした。
村上酒店の角打ちを目当てに遠方から宝積寺を訪れる人は多くはないと思います。
ちょっ蔵広場と村上酒店
村上酒店高根沢店は2019年1月に宝積寺駅前の「ちょっ蔵広場」内にオープンした酒店です。
ちょっ蔵広場には食堂や数件の店舗があり、町の玄関口としていろんなイベントが開催される場所にもなっているそうです。
村上酒店高根沢店は定休日は毎週火曜日、祝日となっています。
店内には地元栃木の日本酒のほか、ワインやビール、ウイスキーなどがたくさん販売されています。
中央にある角打ちカウンターで、角打ちがしたい旨を伝えると店員さんが準備してくれます。
角打ちの時間は平日15:00~20:30、土日13:00~20:30(いずれもラストオーダー20:15)とのこと。
※営業日や営業時間は念のため確認することをおすすめします。
角打ちで日本酒に舌鼓
角打ちメニューは意外にもかなり豊富です。おつまみも充実しており、角打ちというかもはや居酒屋レベル。
日本酒は単品のほかに選べる2種飲み比べ、3種飲み比べがありました。
たくさんの銘柄が記載されていましたが、訪れた日はいずれの銘柄も品切れ?のため飲めず、いつもと違う銘柄を5種ほど出してくれました。
日本酒以外にもビールやハイボール、サワーも充実しておりさすが酒店の角打ちです。
角打ちで飲んだ日本酒たち
今回は日本酒3種飲み比べをオーダーしました。
新潟県の「緑(みどり)」初めて飲みました。味はすっきり、おいしいけど正直私には違いがわかりませんでした。
新潟県の「久保田 碧寿(へきじゅ)」これは有名ですね。こちらもすっきり淡麗のイメージでした。
そしてこちらも新潟県の「麒麟山(きりんざん)純米吟醸 ユキノシタ」です。
初めて聞いた銘柄ですが美味しかったです。いろんなお酒を少しずつ味わえるのは日本酒に強い角打ちならではですね。
筆者たちはこのほか生ビールとおつまみ(プロシュートとカマンベール)をいただき、1時間くらい滞在しました。
おつまみはナッツやソーセージ、ドライフルーツなどの軽いものからピザやカキなどの食事系メニューもあり、少しお腹がすいた状態でも問題なく角打ちを楽しむことができるでしょう。
ただし対応する店員さんは1名(今回だけか?)なので、提供速度には期待しないほうがよさそうです。
店内は静かで落ち着いた雰囲気なので、2~3人のグループでおしゃべりしながらや、1人で落ち着いて楽しむこともできます。
宝積寺に来たらぜひおすすめしたい!
ということで今回は角打ちのお店を紹介しました。
酒好きの筆者は、リーズナブルな価格とお酒の豊富さ、静かで清潔な店内とたくさんのおつまみがあるこのお店を大変気に入りました。
少し時間が空いたときや、軽くいろんなお酒を楽しみたいときには、宝積寺駅のちょっ蔵広場にある「村上酒店 高根沢店」を非常におすすめします。
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