こんにちは。「面白く暮らす」情報をお届けするおもくらです。
私は仕事柄魚料理をすることが多いのですが、その時よく使うのが大葉(シソ)。お刺身やお寿司など魚料理には欠かせない、日本のハーブとも言えます。
大葉はスーパーで購入しても1パック10枚入りで50円から100円程度と、そこまで高いものではありませんが、私は魚料理をするたびに飾りや香り付けとして大葉を購入していたので、年間で考えれば数千円になることもあります。
そこで考えたのが大葉の栽培。大葉は加熱せずそのまま食べるので、なるべくなら無農薬で、さらに欲しい時にすぐ収穫できるように室内で育てたいところです。
ということで大葉の水耕栽培にチャレンジしてみました。栽培にコストをかけすぎては元も子もないので、今回は出来る限り100均グッズで揃えることにしました。
100均グッズで大葉の水耕栽培の方法
![こんな大葉が種から水耕栽培で育ちます](https://omokura.net/wp-content/uploads/2022/08/4FD06CF0-DF15-48E6-9DDF-2C2F2A9F4920-768x1024.jpg)
用意するもの
- ザルと受け皿(今回はセリアの豆苗プランターを使用)
- 大葉の種
- ハイドロボール
- 肥料(後述しますが100均の 液体肥料ではうまく育たず。以下の微粉ハイポネックスをおすすめします。)
![要は水を張れればOK](https://omokura.net/wp-content/uploads/2022/08/7B7F71FE-B95C-4598-B344-1FA4CA5AF3D2-768x1024.jpg)
肥料以外は100均でOK!大葉の水耕栽培のやり方
水耕栽培は基本的に根から栄養を吸収できれば何でもよく、ペットボトルで水耕栽培を実践している方も多いです。
今回は100均のザルとハイドロボールを使って大葉の水耕栽培に挑戦してみました。
ザルは何でもOKだと思いますが、今回使用したものはセリアの豆苗プランターです。水耕栽培のためにあるんじゃないかと思うくらい使いやすいです。
![](https://omokura.net/wp-content/uploads/2022/08/46487A22-AAFA-4FC6-BC67-E3B63CB56634-scaled-e1660380414211-1024x768.jpg)
ハイドロボールをしっかり洗ってからザルに満たし、6か所(5cm間隔くらい)に種を3~4粒ずつ植えます。植えるというよりは乗せる感じ。(写真の撮影を忘れていたためイラストで表現)
![たしか100均の種](https://omokura.net/wp-content/uploads/2022/08/C9F0ABAE-4AD7-4D0C-BEEE-7303190E632C-768x1024.jpg)
ちなみに大葉の種は100均で売っています。 ダイソー、セリア、キャンドゥで見た記憶があります。大葉にはちりめん大葉などいくつか種類があるようですが、通常のものを使用しています。
![ハイドロボールはセリア。中サイズがおすすめ](https://omokura.net/wp-content/uploads/2022/08/5D3AD135-05FC-4F5B-A7E0-A58BAC13820E-768x1024.jpg)
ハイドロボールはセリア、ダイソーで販売されているのを確認しました。今回は小サイズを使用しましたが、ハイドロボールの破片がザルの目を通して落ちてきてしまったので、サイズはもう一回り大きい中サイズが良いと考えています。
種を植えたら半分くらい水を満たして室内の明るく気温の高いところに置いておきます。大葉は植え時期が4月から6月だそうです。気温は20°c以上が適していると言われています。
大葉は必ず日当たりの良いところに置きましょう。日当たりが悪い所では早い時期に花(花穂)を作ってしまい種をばらまいて枯れてしまいます。
水耕栽培では発芽前後のカビ発生に注意
水耕栽培では芽が出る時期にカビが発生しやすいです。カビが発生したらすぐに取り除いてあげましょう。
間引きは確実に行おう
種を植えてから一週間くらいすると子葉(双葉)が出てきます。そして本葉が2~3枚になってきたころ、時間でいうと2週間ほど経ったら間引きをします。
間引きは確実に行った方が良いです。本葉が2~3枚の頃、プランターに4株から6株程度になるように間引きしましょう。
![セリアの豆苗プランターに2株](https://omokura.net/wp-content/uploads/2022/08/3828298F-6BD2-40E8-8348-B8F544C75689-768x1024.jpg)
大葉がある程度成長してきたら、プランター1個につき1株になるように間引きを行います。間引いたあとの成長は著しいです。
100均の液体肥料ではうまく育たなかった
実は大葉の水耕栽培には一度失敗しており、その原因が間引きを行わなかったことと、後述する不適切な肥料によるものだったと記憶しています。
![微粉ハイポネックス。100均ではないけどよく育つ](https://omokura.net/wp-content/uploads/2022/08/1FFFFA52-E256-4DC7-B000-5866B685C775-768x1024.jpg)
間引きを行ったら肥料を与えましょう。肥料は色々使ってみましたが『微粉ハイポネックス』が最も使いやすく育ちが良かったです。
100均の液肥を使ってみましたが水耕栽培向きではないのか、ほとんど成長が変わることはありませんでした。微粉ハイポネックスは非常に良く効きます。
100均グッズで大葉の収穫!
![こんなのが1日何枚も獲れる](https://omokura.net/wp-content/uploads/2022/08/67C93E99-B170-49D8-85E0-9A07A9565289-768x1024.jpg)
私の場合、種から植えてから1か月ほどで最初の収穫を迎えることができました。
100均のプランターとハイドロボール、100均の種で育てた大葉はおよそ2か月でこんな姿になっています。既に葉っぱを40枚ほど収穫しています。
真夏の時期にはものすごく成長が早くて、水も毎日150~200mlは与えています。葉っぱはほぼ毎日収穫が可能です。
早めに収穫しないと葉が硬くなって美味しくないので、私はスーパーで売っているサイズよりも少し小さめの段階で収穫してしまっています。
大葉を収穫するようになってから魚料理がかなりはかどります。あと夏野菜と大葉の相性は抜群なので、ぜひ一家に1台の大葉プランターを設置してみてはいかがでしょうか。肥料以外はセリアやダイソー、キャンドゥなどの100均ですぐに手に入るものばかりです。
100均グッズで大葉の室内水耕栽培を行うメリット
- 大葉を買わなくなるので節約効果あり
- 土を使わないのでメンテナンスが楽。部屋が汚れない
- 初期費用が安い
- 気軽に飾りに使えるので料理の幅が広がる
100均グッズで大葉の水耕栽培をするポイント
- ハイドロボールは中サイズがおすすめ
- 100均の液体肥料は水耕栽培には不向き(だと思う)
- 間引きは早めに必ず行う
- 成長したら水切れに注意
やっぱり生き物を育てるのはいろいろな発見があって楽しいものです。
![買ったポットそのままのバジル](https://omokura.net/wp-content/uploads/2022/08/0AAF876C-E0B3-4C0E-8064-900CEA3A9582-768x1024.jpg)
ちなみに私は魚料理に使用するために100均グッズを使っていろいろなハーブの水耕栽培を試しています。バジル、ディルなんかはなかなか売ってないし買うとやたら高いので、家で栽培しているとかなり便利です。
![大葉と同じように種から水耕栽培のディル](https://omokura.net/wp-content/uploads/2022/08/CB9F5D65-5585-4997-8C2D-292712903D6D-768x1024.jpg)
料理好き、とくに臭み消しに使うハーブをよく利用する方にはマジでおすすめ。100均ライフハックの紹介でした。
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